雑記(蛇蝎のごとく)
2018年8月21日コメント (2)■Cheater
Alex Bertoncini 氏が GPLA2018 でトップ8に入ったのだが(一没)、
https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpla18/top-8-profiles-2018-08-19
まあマジックコミュニティは大変な騒ぎであった(ある)。蛇蝎のごとく嫌われている、という言葉があるが蛇や蝎でもここまで嫌われていないのではないか。実際言い訳のきかないイカサマで三回も ban を喰らっている(ちょっと修正(2018-08-21):一回目の ban(十八箇月)を受けて、その ban が明ける前に六箇月の追加の ban を受けている。その後トーナメントに戻ってきて、またイカサマをして三年の ban を受けた。それが明けて再び戻ってきたのが昨年 2017 年。だから文字通りなら ban は二回だが、限りなく三回に近い。)という強者で、そりゃ嫌われるわなというところではある。おれは「一回魔がさした」ことだけでその人がプレイヤーとしてその後全否定されてしまうようなことはあるべきではないと思うけれど、このような事例があると何回までチャンスを与えるべきなのかみたいなことは流石に思わなくもない。おそらく三回は多すぎるのだろう。
この人について日本語の記事はほとんど無いが、以下の記事は人となりを知る参考にはなるだろう。
http://2chmtg.web.fc2.com/alexcheat.htm
末尾に書かれている ban は、彼の一回目の ban である。
■
http://mysticalwishungiven.diarynote.jp/201808130314428245/
【翻訳】Contract From Below:(約束による)禁反言の原則と再録禁止リスト
たまたま見かけたのだがこの記事は大変に面白かった。ウィザーズ・オヴ・ザ・コースト社の「再録禁止リスト」については、なんとなく「ショップに与える影響も大きすぎるし、今更撤回することはできないんだろうな」ぐらいに思っている人は多いと思う(というかおれがそう思っていた)。だけどそれって本当にそうなのか、ということを「契約法に強い関心を持った弁護士」が解説するという記事。全く考えたこともなかったし、この切り口の記事を見たこともなかった。次回以降にも大いに期待したい。
■
野暮は承知だがあらためて書く。
原題の「There’s No Business Like Snow Business」は単なるダジャレにすぎない。意味は通じなくもないが、さしたる意味はない。
だけど、「マナと雪の情報」は、誰でも知っているタイトルをパロディにしながら、ちゃんと記事の内容を示しているのだ。このコラムはマナと雪の情報の話なんだ(だから前回記事を読めと書いた)。そんな翻訳できるかね? このタイトルは原題より優れているとすら言える。
タイトルの翻訳では、前も書いたと思うけど、サイドボードスレッドで見た「Ice Guys Finish Last」→「アイスべきやつら」に唸らされたことがあった。でもこの訳はそれよりさらにすごい。
Alex Bertoncini 氏が GPLA2018 でトップ8に入ったのだが(一没)、
https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpla18/top-8-profiles-2018-08-19
まあマジックコミュニティは大変な騒ぎであった(ある)。蛇蝎のごとく嫌われている、という言葉があるが蛇や蝎でもここまで嫌われていないのではないか。実際言い訳のきかないイカサマで三回も ban を喰らっている(ちょっと修正(2018-08-21):一回目の ban(十八箇月)を受けて、その ban が明ける前に六箇月の追加の ban を受けている。その後トーナメントに戻ってきて、またイカサマをして三年の ban を受けた。それが明けて再び戻ってきたのが昨年 2017 年。だから文字通りなら ban は二回だが、限りなく三回に近い。)という強者で、そりゃ嫌われるわなというところではある。おれは「一回魔がさした」ことだけでその人がプレイヤーとしてその後全否定されてしまうようなことはあるべきではないと思うけれど、このような事例があると何回までチャンスを与えるべきなのかみたいなことは流石に思わなくもない。おそらく三回は多すぎるのだろう。
この人について日本語の記事はほとんど無いが、以下の記事は人となりを知る参考にはなるだろう。
http://2chmtg.web.fc2.com/alexcheat.htm
末尾に書かれている ban は、彼の一回目の ban である。
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http://mysticalwishungiven.diarynote.jp/201808130314428245/
【翻訳】Contract From Below:(約束による)禁反言の原則と再録禁止リスト
たまたま見かけたのだがこの記事は大変に面白かった。ウィザーズ・オヴ・ザ・コースト社の「再録禁止リスト」については、なんとなく「ショップに与える影響も大きすぎるし、今更撤回することはできないんだろうな」ぐらいに思っている人は多いと思う(というかおれがそう思っていた)。だけどそれって本当にそうなのか、ということを「契約法に強い関心を持った弁護士」が解説するという記事。全く考えたこともなかったし、この切り口の記事を見たこともなかった。次回以降にも大いに期待したい。
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野暮は承知だがあらためて書く。
原題の「There’s No Business Like Snow Business」は単なるダジャレにすぎない。意味は通じなくもないが、さしたる意味はない。
だけど、「マナと雪の情報」は、誰でも知っているタイトルをパロディにしながら、ちゃんと記事の内容を示しているのだ。このコラムはマナと雪の情報の話なんだ(だから前回記事を読めと書いた)。そんな翻訳できるかね? このタイトルは原題より優れているとすら言える。
タイトルの翻訳では、前も書いたと思うけど、サイドボードスレッドで見た「Ice Guys Finish Last」→「アイスべきやつら」に唸らされたことがあった。でもこの訳はそれよりさらにすごい。
コメント
3回のBanを受けてなお表舞台に戻ってくる胆力もすごいですね……まあ、それだけの精神力がなければ人前でイカサマをすることなんてできない気もしますが。
>このコラムはマナと雪の情報の話なんだ(だから前回記事を読めと書いた)。
あのタイトルは、偶然にも上手くハマり過ぎたというか、全て意図して作れたタイトルとは言い切れないので少し面映ゆいですね。
いずれにせよ記事を最後まで読んで頂けたということは記事自体もそこそこ読みやすく訳せたのだろう、ということが分かるので嬉しいです。
> サイドボードスレッドで見た「Ice Guys Finish Last」
> →「アイスべきやつら」に唸らされたことがあった
あの訳は同じく印象に残っております。懐かしい。
タイトルについては、最初何とも思わずに見て、全文を読み終わってから頭に戻って見返したときに、ほんとうにひっくり返りそうになりましたよ。このやばさを伝えられないのがもどかしい。
アイスべきやつら、本文の訳も全体的にすごくこなれてて、かなりできる奴だなって思った憶えがある(何様だ)んです。ギアさんじゃないんですよね。うーむ。名のある人だと思うのですが。