雑記(When Cows Come Home)
2015年10月9日 TCG全般 コメント (2)■
http://imatoki.diarynote.jp/201510060954097629/
【翻訳】When Cards Go Bad——『カードが駄目になるとき』
土門丈祐氏のマロー記事翻訳。すごく古い記事なのだけど、カードデザインのもっとも基礎的な部分に触れた良記事で、あらためて日本語で読めてよかったし、広く読まれて欲しい記事だと思う。初期のサイドボードスレッド辺りで訳されてそうな感じなんだけど実際は誰もやってなかった。2年ぐらい前にちらっと「訳そうかな」とか書いたんだけど一文字も手をつけてなかったのでもしアレ見てじゃあ止めとこうと思った人いらしたらほんとごめんなさい。
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http://stasis.diarynote.jp/201510080043599802/
Women and Magic(再掲)
流酸氏のPVDDR記事翻訳。これは2011年の記事で自分は読んだことがあったけど存在は失念していた。先日からの流れで再掲されたものと思うが、読んだことのない人は一読されるとよいと思う。当の女性プレイヤーたちからほとんど真逆と言っていいような意見が出ているのが、まあそういうものであろうなと思うし、難しいところでもあるなとも思う。それでも考えの手がかりになる材料が詰まっていて、とてもいい記事。PVの企画力と実行力に舌を巻く。英語が読める人は原文にも目を通すといいかも知れない。
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いまはマジックに関する日本語のサイトも記事もすごく増えて、それこそサイドボードスレッドとかやっていた頃を思うと夢のようなのだけど、それだけに中々記事を追いきれない。和訳をやってくれる人もたくさんいるし、もちろん自身の個人ブログで独自の記事を書いている人もまだまだたくさんいる。だから、今こそニュースサイトあってほしい。昔ながらのリンク集スタイルのやつ。まあ、運営するのがめちゃめちゃ大変なのは一応知ってるので、誰かやってくれないかなとはとても言えないのだが。なんにせよ贅沢な悩みであるのは間違いないし。
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リクエストがあったので、ポエムの登場人物紹介。
トシミツ 実質的な主人公。男性。文章での一人称は「僕」。マジック暦はマスクス/インベイジョンからで、下のふたりと同時に始めている(第7回参照)。
サキモト 主人公の友人(同い年)。女性。文章での一人称は「わたし」。
カナイ 主人公の幼馴染(同い年)。男性。文章での一人称は「俺」。この人だけ既婚。奥さんも出ている(第4回)。
オオジマ サキモトの会社の後輩。男性。歳は主人公たちより少し下。この人の一人称で語られることはない。マジック暦は一番長くミラージュからだが、マスクス〜タイムスパイラルはやってなかった。
タニカワ サキモトの会社の後輩。女性。「新入り」。歳は主人公たちよりかなり下。この人の一人称で語られることはない(たぶん)。マジック暦はミラディンの傷跡からだがここ2年はまったくやってない。というか第30回が初登場なのでそっち読む方が早い。
トシミツ視点の時は文中ではサキモト→「彼女」、カナイ→「奴」、オオジマ→「後輩」、タニカワ→「新入り」と表記している。
……こんなもんでいいでしょうか。
コメント
>いまはマジックに関する日本語のサイトも記事もすごく増えて
土門丈祐さんの訳は題材といい更新頻度といい、もうちょっと読まれてもいいと思うのですがあまりカウンター伸びてないんですよね。不思議です。りゅーさんの訳は……なんというか……絶対に真似できない味を感じます。好きです。
土門氏の訳はいいですよね。訳注とか見てるとほんとによく調べられてるなあと感心することしきりです。ただ、領域としてはマジックでも一番読まれにくいあたりだと思うので、カウンターが伸びないのはそこでしょうね。りゅー氏の訳は自由流というか、誰にでもできるやりかたじゃないんですけど見事です。niraくんと少し似てるかな。