トリックスをめぐる第二の(もしかすると最後の)冒険
2015年4月28日 TCG全般おひさしぶりです。繁忙期に異動が重なり、マジックへのモティヴェイションもなんとなく下がっててここも放置してました。DTK*6 のシールドとかもやったんですけどね。純正緑白でドロモカ居たのに 2-1 どまり。腕におぼえなし。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/175
グレイトフルデックス Vol. 5 -- 晴れる屋
もうかなり古い話題になるが、平林和哉氏の連載の最終回が公開されていた。お題は満を持してのトリックスで、実に読み応えがあって面白かった。やはり当時を肌で知っている人の語りは面白い。仮に現役プレイヤーにとっての有用度が未知、あるいは限定的であったとしても、こういうのほんとに面白いのでみんなどんどん語って欲しいと思う。このような個人的な体験の物語もマジックの長い歴史が内包する豊かさのひとつの要素だ。
おれが昔書いた記事(http://www5.atpages.jp/rom/?mode=read&key=1281711019&log=0)にもリンクが張られていた。前座に選んでもらえたことを嬉しく思う。逆に言えばあれから結局なにも出てこなかったということなのだが、まあ仕方ない。みんな自分のことで忙しいのだ。
それと、記事の公開よりは少し後だったと思うのだが、川崎大輔さんがツイッターで振った「もうひとつのトリックス」というネタが面白かった。トリックスというシリアルの名は最初は全く別のデッキにつけられていたのだという。
http://togetter.com/li/785353
「Trix」は本来別デッキの名称だった?
この辺り、例の記事を書くために色々調べたときに確かに行き当たった記憶はぼんやりとあるのだが、おそらく現場でよくある類の混乱/混同だろうと考えてあまり深く追求しなかった。「起源と歴史」なんてタイトルをつけた記事を書く者の態度としては甘かったが、まあ中々難しい。
上のまとめの最後の方でも出てくる、プロツアー・シカゴ 1999 に「イリュージョン・ドネイト」コンボを持ち込んだ日本人が誰かについては実は判明していて、東野将幸氏である。フィーチャーマッチにも一度呼ばれている(http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTCHICAGO9900/d1r2feature1)。残念ながら、3-3-1 の 10 ポイントで初日落ちだったそうだ。
トリックス(ここではすなわち「ネクロ・ドネイト」)の発案者は、ゲイリー・ワイズによれば、Your Move Games のミシェル・ブッシュ(Michelle Bush)だったとのこと(http://archive.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTNOR01730illusions)。少なくとも、このシーズンの早い時期にこのデッキに「トリックス」と名付けて GP や PTQ にあちこち出ていたようで(http://www.starcitygames.com/magic/misc/8673_The_Past_as_Prologue_Extended_19992000.html)、トリックスを世に送り出した人とは呼んでもよさそうだ。
個人的には、トリックスについては少し満足した感じがある。満足というと変だが、知りたいことはまあまあ知ったし、書きたいことはまあまあ書いたし、というところだ。MTG Wiki ももう直さなくてもいいやって気になってるし、これ以上できることもするべきこともたとえあるとしても多くはないだろう。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/175
グレイトフルデックス Vol. 5 -- 晴れる屋
もうかなり古い話題になるが、平林和哉氏の連載の最終回が公開されていた。お題は満を持してのトリックスで、実に読み応えがあって面白かった。やはり当時を肌で知っている人の語りは面白い。仮に現役プレイヤーにとっての有用度が未知、あるいは限定的であったとしても、こういうのほんとに面白いのでみんなどんどん語って欲しいと思う。このような個人的な体験の物語もマジックの長い歴史が内包する豊かさのひとつの要素だ。
おれが昔書いた記事(http://www5.atpages.jp/rom/?mode=read&key=1281711019&log=0)にもリンクが張られていた。前座に選んでもらえたことを嬉しく思う。逆に言えばあれから結局なにも出てこなかったということなのだが、まあ仕方ない。みんな自分のことで忙しいのだ。
それと、記事の公開よりは少し後だったと思うのだが、川崎大輔さんがツイッターで振った「もうひとつのトリックス」というネタが面白かった。トリックスというシリアルの名は最初は全く別のデッキにつけられていたのだという。
http://togetter.com/li/785353
「Trix」は本来別デッキの名称だった?
この辺り、例の記事を書くために色々調べたときに確かに行き当たった記憶はぼんやりとあるのだが、おそらく現場でよくある類の混乱/混同だろうと考えてあまり深く追求しなかった。「起源と歴史」なんてタイトルをつけた記事を書く者の態度としては甘かったが、まあ中々難しい。
上のまとめの最後の方でも出てくる、プロツアー・シカゴ 1999 に「イリュージョン・ドネイト」コンボを持ち込んだ日本人が誰かについては実は判明していて、東野将幸氏である。フィーチャーマッチにも一度呼ばれている(http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTCHICAGO9900/d1r2feature1)。残念ながら、3-3-1 の 10 ポイントで初日落ちだったそうだ。
トリックス(ここではすなわち「ネクロ・ドネイト」)の発案者は、ゲイリー・ワイズによれば、Your Move Games のミシェル・ブッシュ(Michelle Bush)だったとのこと(http://archive.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTNOR01730illusions)。少なくとも、このシーズンの早い時期にこのデッキに「トリックス」と名付けて GP や PTQ にあちこち出ていたようで(http://www.starcitygames.com/magic/misc/8673_The_Past_as_Prologue_Extended_19992000.html)、トリックスを世に送り出した人とは呼んでもよさそうだ。
個人的には、トリックスについては少し満足した感じがある。満足というと変だが、知りたいことはまあまあ知ったし、書きたいことはまあまあ書いたし、というところだ。MTG Wiki ももう直さなくてもいいやって気になってるし、これ以上できることもするべきこともたとえあるとしても多くはないだろう。
コメント