■更新してないとアクセスは際限なく減るもので、三週間ほど前についに一桁/日を記録した日があった。ここのカウンタはユニークってなんですか状態っぽいので人間ひとりも来てないんじゃないかと思う状況でもなかなか一桁は行かない。もっと放っておけば恒常的に一桁になったりするのだろうか。

http://mtg-jp.com/reading/honobono/0011525/ は三原綾氏へのインタビューで普通に面白かった。タイトルだけ見て読まない人が居たら勿体ないと思うので一応メモしておく。

http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011526/ 翻訳チームがスポーツに詳しくなくても仕方ないと思うけど知らない固有名詞ならせめてググった方がいいんじゃないだろうか。というか単に「football」という言葉の訳の問題なのでほんとはスポーツ詳しい詳しくない以前の話なのだけど。「サッカーのシカゴ・ベアーズ」って響きはむしろ新鮮だった。サッカーのシカゴ・ベアーズ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%BC_%28%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%29

■タルキール龍紀伝がどんなセットになるかまだわからずにいる。一応の仮説は「友好三色」。楔の三色は KTK 限りだと明言されているし、運命再編はどちらのセットと組み合わせてもリミテッドで機能するようにできている。《龍爪のヤソヴァ》は KTK と組み合わせた時にはティムールがもっとも嵌まるが、実はスゥルタイでも運用できる。これが友好三色だと BRG, RGW, GWU で運用できることになり受けが広がる。たぶん逆のカードもある。マナベースはコモン二色土地が全部再録されて、友好三色アンコモンが入るか入らないか、友好二色レア土地もおそらくなんかしら入ってくる、みたいになるような気がする。例によって妄想である。

■スゥルタイの「スゥ」部分が気に入らない。だってこれどう発音するんだ。「す」でも「すー」でもないわけだろ。

■ポエムのアイデア思いついたけど大して長くならなさそうだからここに書いてたら結構長くなって通常分ぐらいになった。というわけで次回のエントリに回す。

http://regiant.diarynote.jp/201411280126473761/ 久しぶりに人の役に立つコメントが書けた。まあ別にブログのコメントなんて役に立つ必要はまったくないのだが、それはそれとして。本文、いい物語なので、おすすめです。

http://www.happymtg.com/column/minsu/23445/ “単純化は暴力だ。我々は複雑なことを複雑なまま扱う作法を身につけるべきだ。”この文ドラフトとまるで関係ないんだけど、でも金民守氏のこういう語り口最高に好き。

コメント

nophoto
Sultai
2014年12月6日12:45

英語は話せるけどマジックはそれほど詳しくは無い者です。
Sultai と書いてあって、中央アジアというキーワードがあったら、やっぱり Sultan と同じような発音だろうと想像します。
すると、発音は「サルテ」が近いでしょうから、音訳(カタカナ訳)は「スルティ」が第一感です。

産業分野によっては、英単語の音訳の規格が決められています。
「-er」「-or」は3文字以上の単語では長音記号を略しましょう、とか。
「スゥルタイ」は、そうした規格上はあり得ない音訳なので、違和感を感じます。
マジックの固有名詞は規格に従う必要は全くありませんし、まさにその違和感が欲しくてこうしているのでしょう。
「ゥ」にはフレイバーが篭められていると考えるしかないでしょうね。
「バャリース」もそうですけど。

高潮の
2014年12月11日1:52

コメント有難うございます。この段にコメントを頂くとは思わなかったので少し驚きました。正直なところ半分ねたというか難癖みたいなものでして、「す」でも「すー」でもない発音はあり得るだろうと本当は思っています。たとえばロシヤ語のийのような「一拍半」の母音とか。(まあそれをほんとに「ドストエフスキィ」とか書かれたらそれはそれで鼻につく気がしないでもないのですが、ここではそれはおきます。)
Sultaiの発音が実際どうであるかは調べるのが難しいですが、「フレイバーが篭められている」という表現はとてもよいと思います。外国語の発音を片仮名で表記するのは所詮フレイバーどまりですよね。バャリースも個人的には腑に落ちる例示でした。

nophoto
Sultai
2014年12月13日9:06

なるほど、音写の正確性が期待できないという意味では確かに「フレイバーどまり」かもしれません。
ですが本来、音訳はフレイバーに留まるべきものではないはずです。

例えば、メールなのかメイルなのかによって mail なのか male なのかが分かるとすれば、ネール/ネイル、セール/セイル、レーン/レイン、スケール/スケイルなどなど、音訳により元の単語を推定できるようになります。
カタカナしか読めない人にはそれなりに、英語も読める人には更に、理解の助けになる実用性があります。
この意味で、マジックではフレーバと書かずにフレイバーと書く慣わしなのがわたしにはちょっと引っ掛かります。
shade もシェイドって書いてますが、普通はシェードです。「ランプ シェイド」とは書きませんよね。

わたしがフレイバーと申し上げたのは、「スゥルタイ」には、「知らない世界の言葉」のような響きがありますよね、という意味でした。
Sultan という英単語も、英語話者にとっては、明らかに英語起源では無い、 exotic word として意識されるものだろうと思います。
もしも Sultai が、英語話者に対して同様の感覚を引き起こす語なのであれば、その部分を正確に写し取るために音写の方が不正確になることは仕方ないのかな、と。

ちなみにドストエフスキィにはわたしも反対です。
ロシア人はそのようなカタカナから日本人が受ける違和感を、この単語から感じないはずだからです。
ただし、「フレイバー優先」で行くなら、英語など、ロシア語でない文章の中で、ロシア語話者でない人物の発言として出てくる場合に敢えて使うのはいいかもしれません。

蛇足でしたか。

高潮の
2014年12月16日0:50

コメント有難うございます。

自分の考え方は(根本的なところでは)逆です。できうる範囲で原語の音に近いように表記すべきだと思っています。つまり mail と male の音訳は本来同じであるべきだと考えています。音訳によって区別できる可能性のある要素は少なく、その実用性は限定的だと思います。むしろ原語でも違う音だと思ってしまうことによる不具合の方が大きいのではないかと考えます。

くりかえしますが、これは根本的な考えで、自分が理想だと考えているところの理屈です。しかしこのブログを一瞥いただければおわかりの通り、実際のところ自分でも全然実践できていません。実践を阻むのは慣用的な表記であったり(例えば今更テレヴィとは書きづらい)、自分が日本語に抱いている感覚だったりします。複数通りの片仮名表記があり得る時におれが自分に課しているたったひとつの原則は「包括的なルールを決めずに単語ごとに個別に定めること」なので、要するにその場その場で自分が気持ちいいようにしています。つまり、理想だと考えているものと本人が心地よく感じるものは別で(当たり前ですね)自分が文章を書くときには後者を優先しています。
この記事の (*4) に自分のスタンスがよく現れています。caw blade の音訳を「コー・ブレイド」としている。→tp://drk2718.diarynote.jp/201108060211193316/

exotic word としての認識は「片仮名で表記すること」だけで充分伝えられるように思います。その後それを知っている世界の言葉と感じるか知らない世界の言葉と感じるかはそれこそあらわされている音次第ではないのかなと考えます。そのためには原語に近づける努力は必要であろうと思います。
それにしたがえば「ドストエフスキィ」は尊重すべき表記ですが(ただロシヤ語からなら「ダスタイェェフスキィ」とかになるのでしょうね、多分)これは鼻につくと感じられて自分では使いたくありません。

かように自分の主張には理屈と好みが混在していてそれを切り分けできずにいるので、これ以上有益な議論が成り立つかどうかはわからないです。コメントをいただけたことはありがたかったですし改めて考えてみるのも面白かったですから、蛇足とは全然思いません。

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