雑記(フェッチランドの期待値)
2014年9月1日 TCG全般 コメント (2)■フェッチランドの期待値
まあもう既に書いているのだけど(http://drk2718.diarynote.jp/201405252339143599/)、通常レア1種類の1箱あたりの期待値は 72/121 枚。これが5種類あるから 360/121 枚で、おおむね1箱あたり3枚弱という計算になる。詳しい計算は以前書いた「ショックランドの期待値」(http://drk2718.diarynote.jp/201209040130305818/)を参照すること。封入率は同じなので計算は全く同じだ。
そして、一箱はだいたい 10500 円ぐらいで買える。それに3枚入っているとすると、他のカードに全く価値がないとしても1枚あたり 3500 円となる。これが市場価格の上限だ。実際には他のカードにも価値はあるのでこれよりは下がる。3000 円は切るだろう。2500 円前後が現実的な相場ではないだろうか。ただ、友好色フェッチは色による需要の差がかなり大きいので、特に青絡みの2枚は高くなるだろうし、それ以外の3枚は少し安くなるだろう。
ブースターの箱は一時的に品薄に陥るかも知れないが、必ずそう遠からぬうちに追加で充分な量が供給されるので、よほど急いでいない限りは値上がりしているものを買うべきではない。少し待てば絶対に適正価格で買える。……というのはまあ、ずっとやってるプレイヤーにとっては常識だけど、最近始めた人は慌ててしまうかも知れないから一応書いておく。とはいえこのブログずっとやってるプレイヤー以外誰が読むんだ?
ともあれ、通常セットへの再録というのはかくも影響が大きい。僕も長いことやってるくせに ONS フェッチで揃ってるの2種類だけだったりするので正直この再録は有難い。今回は箱で買おうかと考えている。
■スタンダードの変更
スタンダードが変わる。詳しくはもう色々な人が書いているのであらためては書かない。気になるのは2点。ブロック構築のことと、再録のこと。
ブロック構築はウィザーズ社が持つ最良の新環境実験場で、だから無くなることは考えにくい。しかしこれまでとは少し位置づけが変わってきそうだ。なにしろ3ブロックでスタンダードが構成されるようになるから、あるブロックがスタンダードに与える影響が相対的に小さくなる。これまでは新ブロックの第1セット直後のスタンダードは基本セットを入れても半分以上のカードが前環境のブロックだったわけだけど、新しいローテーション下では4割ぐらいになる。しかもひとつ前のブロックもまだまるまる残ることになる。果たしてそのシステムでもブロック構築が新しいスタンダードを占えるものか。また、ひとつのブロック構築は半年しか続かない。昨今は MO があるから環境が煮詰まり切らないことは考え難いが、半年ごとにブロック構築のプロツアーやるわけにもいかんだろうし、実験場を活かしきれない状況は生じるかも知れない。しかしまあ実際ブロック構築が現状でどれぐらい役に立ってるかってのは本当は知りようがない。ただ、誰もやってないフォーマットとまで言われても生き残っているのにはそれなりの理由はもちろんあるのだろう。
再録については、固有名詞を含んでいるカードは基本セット以外には再録しにくい、という話があって、それは確かにそうだろうと思うのだけど、もうひとつ、環境を規定してしまうようなカードだとなかなかエキスパンションに入れづらいみたいなのはあるかも知れないと思う。例えば《稲妻》の入っているブロックではタフネス3と4の差がかなり大きくなる。基本セットには、「ブロック構築をやらなくていいセット」という存在意義があったのだと思うのだ。プレイヤーが心配することではないのだろうが、少しやりづらくなったりするのではないかなと考えたりする。とはいえ多分ここ数年の(たとえば「コンスピラシー」のような)特殊セットが軌道に乗ったことで、上述の固有名詞カード共々エキスパンションに入れづらいカードはそういうセットに再録していこうという方針になっているのだろうし、それで上手くいくのだろう。
まあもう既に書いているのだけど(http://drk2718.diarynote.jp/201405252339143599/)、通常レア1種類の1箱あたりの期待値は 72/121 枚。これが5種類あるから 360/121 枚で、おおむね1箱あたり3枚弱という計算になる。詳しい計算は以前書いた「ショックランドの期待値」(http://drk2718.diarynote.jp/201209040130305818/)を参照すること。封入率は同じなので計算は全く同じだ。
そして、一箱はだいたい 10500 円ぐらいで買える。それに3枚入っているとすると、他のカードに全く価値がないとしても1枚あたり 3500 円となる。これが市場価格の上限だ。実際には他のカードにも価値はあるのでこれよりは下がる。3000 円は切るだろう。2500 円前後が現実的な相場ではないだろうか。ただ、友好色フェッチは色による需要の差がかなり大きいので、特に青絡みの2枚は高くなるだろうし、それ以外の3枚は少し安くなるだろう。
ブースターの箱は一時的に品薄に陥るかも知れないが、必ずそう遠からぬうちに追加で充分な量が供給されるので、よほど急いでいない限りは値上がりしているものを買うべきではない。少し待てば絶対に適正価格で買える。……というのはまあ、ずっとやってるプレイヤーにとっては常識だけど、最近始めた人は慌ててしまうかも知れないから一応書いておく。とはいえこのブログずっとやってるプレイヤー以外誰が読むんだ?
ともあれ、通常セットへの再録というのはかくも影響が大きい。僕も長いことやってるくせに ONS フェッチで揃ってるの2種類だけだったりするので正直この再録は有難い。今回は箱で買おうかと考えている。
■スタンダードの変更
スタンダードが変わる。詳しくはもう色々な人が書いているのであらためては書かない。気になるのは2点。ブロック構築のことと、再録のこと。
ブロック構築はウィザーズ社が持つ最良の新環境実験場で、だから無くなることは考えにくい。しかしこれまでとは少し位置づけが変わってきそうだ。なにしろ3ブロックでスタンダードが構成されるようになるから、あるブロックがスタンダードに与える影響が相対的に小さくなる。これまでは新ブロックの第1セット直後のスタンダードは基本セットを入れても半分以上のカードが前環境のブロックだったわけだけど、新しいローテーション下では4割ぐらいになる。しかもひとつ前のブロックもまだまるまる残ることになる。果たしてそのシステムでもブロック構築が新しいスタンダードを占えるものか。また、ひとつのブロック構築は半年しか続かない。昨今は MO があるから環境が煮詰まり切らないことは考え難いが、半年ごとにブロック構築のプロツアーやるわけにもいかんだろうし、実験場を活かしきれない状況は生じるかも知れない。しかしまあ実際ブロック構築が現状でどれぐらい役に立ってるかってのは本当は知りようがない。ただ、誰もやってないフォーマットとまで言われても生き残っているのにはそれなりの理由はもちろんあるのだろう。
再録については、固有名詞を含んでいるカードは基本セット以外には再録しにくい、という話があって、それは確かにそうだろうと思うのだけど、もうひとつ、環境を規定してしまうようなカードだとなかなかエキスパンションに入れづらいみたいなのはあるかも知れないと思う。例えば《稲妻》の入っているブロックではタフネス3と4の差がかなり大きくなる。基本セットには、「ブロック構築をやらなくていいセット」という存在意義があったのだと思うのだ。プレイヤーが心配することではないのだろうが、少しやりづらくなったりするのではないかなと考えたりする。とはいえ多分ここ数年の(たとえば「コンスピラシー」のような)特殊セットが軌道に乗ったことで、上述の固有名詞カード共々エキスパンションに入れづらいカードはそういうセットに再録していこうという方針になっているのだろうし、それで上手くいくのだろう。
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