■海外通販の罠
CFB にカード注文する

頼むの忘れてたカードあったことに翌日気付く

FAQ を見たら発送前なら別で注文して同梱してくれって通信欄に書けば間に合ったら同梱して送って送料分の差額は refund するぜって書いてある

その日のうちに注文(最初の注文からおよそ 24 時間後)

その翌日「発送したぜ」ってメールが2通届く

ちなみに2日差で届きました。

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おいといて、今回 Slightly Played って状態のカードをいくつか注文してみたのだけど、個人的にはまったく気にならない状態で、これだったら安い方が有難い。他の人がどうだかは知らないけど、自分の場合はある程度までなら状態悪くてもニアミントと殆ど変わらない気分で使えて、あるレベルを下回るとがくんと満足度が落ちる。明確に閾値がある。そして閾値の水準はそんなに高くない。自分のそういう嗜好は意識しておいてお店の表示とすり合わせておくとストレスとコストを軽減できるだろうと思う。

■自分をあらわす1枚
先日実家に帰ってカード漁ってたら居合わせた弟と昔のカードの話になって、その時に「《国境巡回兵/Border Patrol(JUD)》好きだったよね」みたいなことを言われた。正直身に憶えが無かったのだが当時やってた OTJ のシールドでおれがよく入れてたらしい。まるっきり駄目なカードでもないのだがマナレシオがいくらなんでも低いし警戒も殆ど意味がない。仕方無しに入ることはあっても好んで使ってたとしたら結構頭おかしいと思う。
ということがあったばかりだったので、M13 に入るこのカードを見てハニワ顔になってしまった。
守護ライオン    (4)(白)
クリーチャー - 猫    コモン
警戒
1/6

シンクロニシティを通り越してなんかの呪いかと思うレベル。
国境巡回兵はこちら。→http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?printed=false&multiverseid=34201

■9マナは遠すぎる
bunさんのタイトルを見て「えっと、ハリイ・ペケルマンだっけ……?」と反射的に思ったのだが違った。ハリイ・ケメルマンだった。この間違いをするのが人生で少なくとも四度目ぐらいで、どういうわけかどうしても正しい方を憶えられない。
元ネタの方は以前読んだときに「普通に面白いけどそこまで名作かなあ」という感想を抱いたのだが、ミステリ好きの友人によると「業界をあげて褒めることになってる作品だ」ということだったので、自分の中では勝手に SF 界における「冷たい方程式」みたいなもんなのだな、という理解になっている。正しいかどうかは知らない。


《遥か見》のフレイバーテキストの訳が変わっている。
原文はこうだ。これは変わっていない。
"How truly vast this city must be, that I have traveled so far and seen so much, yet never once found the place where the buildings fail."
ラヴニカの時はこの訳。
この都市は本当に巨大なんだろう。あちこちを旅して様々な物を見てきたけれど、途切れる場所は見たことがないよ。

今回はこの訳。
この都市は本当になんて巨大なんだろう。あちこちを旅して様々な物を見てきたけれど、建物が崩れている場所は見たことがないよ。

fail の訳としては「途切れる」も「崩れる」もないのだけど、文章全体の意味を考えると「途切れる」の方が正しい文意を反映しているように思える。ラヴニカというのはそういう世界ではなかっただろうか。惑星全体を文明が従えてしまった世界。この旅人は文字通り「途切れる場所は見たことがない」のだ。逆に、人間に見捨てられた場所を自然が取り戻しにかかっている描写はいくつかのカードにあった筈だ。何故わざわざ変えてしまったのだろう。もちろんこれは基本セットであってラヴニカのカードではないのだが、だからと言ってこの変更を行う理由は解せない。
ただ「建物が」を補うのはよいと思う。前の訳だと二文目の主語も(非明示的に)「この都市」になっているのだけど、少しわかりづらい。「建物」としておいた方が、より人工物が切れ目無く続いているイメージを与えることができる。
「なんて」はあってもなくてもよい。個人的には「本当になんて 〜 だろう」というのはいかにも英文直訳の口調という気がするが、まあかくいうおれもそういう訳しょっちゅうしてるし、不適切な訳では全然ない。

コメント

竜英傑、蛹
2012年7月4日1:31

FTは短文ですので、微妙な言葉遣いの違いで印象がまるで変わってしまうので難しそうですね。
溶解の“Looks like it wasn’t darksteel after all.”が「どうやらダークスティールではなかったようだ。」になると、ダークスティールじゃないのはわかっていて皮肉で言っているとも、壊すまで判らなかったとも読めてしまうですとか。
本質の散乱の“ I can spread onto the wind.”が「私なら風に乗せて飛ばせるんだが」になっているので、カードの名前通り「霊気の凝固を散らして召喚無効にすることができる」という意味ではなく「召喚したクリーチャーをふっ飛ばしてる」とも読めてしまうですとか。

高潮の
2012年7月5日1:12

ルールテキストと違ってテンプレートも唯一の正解もありませんから、好みも当然入りますし難しいとは思います。でも例えば挙げていただいた《溶解》であれば after all のニュアンスもう少しなんとかならないかなとか、どうしても気にし始めると気になるところはありますよね。ただ、スケジュールもタイトでしょうし労多くして実入りの少ない部分ですから、上では指摘しましたけど全体としては許容しなければならないところなのかなとも考えています。そして許容するというのはこういう指摘を書いたりしないということなのかも知れません。

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