ファイレクシアマナの功罪
2011年6月8日 TCG全般ブライアン・キブラーが「《四肢切断》使えば使うほどこのカード刷られるべきじゃなかったって思うわ」(*1)とかツイートしてる。まあそうかもねー。使ったことないけど。「色の組み合わせの弱さ(多分「除去のない色の組み合わせ」とか「多色そのもののデメリット」みたいなことだと思う)を根本的に変えてしまう」(*2)とも言っている。単にカードパワーの問題ではなく、マジックの根幹に関わってくるあやまちだ、ということだろう。
(*1) http://twitter.com/#!/bmkibler/status/77544406785331200
(*2) http://twitter.com/#!/bmkibler/status/77537719160549376
これはφマナのスペル全部に言えることではあって、今回は全色だから、プレナーカオスの時よりより大胆かつ広範囲に影響を及ぼすアイデアだ。だからφマナの呪文は注意深くカードパワーが抑えられているし、もしかすると汎用性の高いカードを意図的にアンコモンにとどめているのかも知れないとすら思う(でも《四肢切断》も《精神的つまづき》も能力的にはアンコモンが適正なので多分これは考え過ぎ)。いずれにしても刷られてしまった以上はスタンダードに最低一年以上は留まるわけで、どこまで《四肢切断》がオフカラーで使われるかというのにはちょっと興味がある。流石に禁止されたりはしないと思うのだが。
φマナのカードで個人的に面白いと思ったのは《ノーンの別館》。この手のプロパガンダ系で色マナを要求するデザインはあり得ないけど、φマナならそれができるというのはエレガントだと思った。しかし、コントロールデッキが相手のライフを多少削っても嬉しくないし、ビートダウンデッキはこんなもの出してる暇はないし、根本的に噛み合ってないカードではある。
好みで言えば《憤怒の抽出機》が大変好きである。しかし、完全に直線的なシナジーのカードで、決して追加部品がリリースされることもないから、ものすごく閉じてしまっているデザインだ。まあ、リミテッド向けのカードということなのだろう。
(*1) http://twitter.com/#!/bmkibler/status/77544406785331200
(*2) http://twitter.com/#!/bmkibler/status/77537719160549376
これはφマナのスペル全部に言えることではあって、今回は全色だから、プレナーカオスの時よりより大胆かつ広範囲に影響を及ぼすアイデアだ。だからφマナの呪文は注意深くカードパワーが抑えられているし、もしかすると汎用性の高いカードを意図的にアンコモンにとどめているのかも知れないとすら思う(でも《四肢切断》も《精神的つまづき》も能力的にはアンコモンが適正なので多分これは考え過ぎ)。いずれにしても刷られてしまった以上はスタンダードに最低一年以上は留まるわけで、どこまで《四肢切断》がオフカラーで使われるかというのにはちょっと興味がある。流石に禁止されたりはしないと思うのだが。
φマナのカードで個人的に面白いと思ったのは《ノーンの別館》。この手のプロパガンダ系で色マナを要求するデザインはあり得ないけど、φマナならそれができるというのはエレガントだと思った。しかし、コントロールデッキが相手のライフを多少削っても嬉しくないし、ビートダウンデッキはこんなもの出してる暇はないし、根本的に噛み合ってないカードではある。
好みで言えば《憤怒の抽出機》が大変好きである。しかし、完全に直線的なシナジーのカードで、決して追加部品がリリースされることもないから、ものすごく閉じてしまっているデザインだ。まあ、リミテッド向けのカードということなのだろう。
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