冬の宝珠弱体化(再掲)
2011年5月7日 TCG全般どひートンドル。しかもこんな時に限って手元のテキストファイルも消しちゃったぜ。でもグーグル先生がキャッシュ持っててくれたのでそこから復活。グーグル先生ありがとう!
あと何も考えずにサブタイトルつけちゃったけど、以下の文章は《弱体化》とは何の関係もない。
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Daily MTG -- May 2011 Update Bulletin -- Functional Oracle Change
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/141a&page=2
より、冬の宝珠部分だけ抄訳
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《冬の宝珠/Winter Orb》
最初の最初のマジックのルールでは、アーティファクトが持っている常在型能力はそのアーティファクトがタップされると「オフ」になり、つまり一時的に能力を失った。
このルールが変更されたとき、3枚のカード(すなわち《冬の宝珠》《静態の宝珠》《吠えたける鉱山》)に対して、この「オフになる」機能を残すためのエラッタが出された。その後《静態の宝珠》と《吠えたける鉱山》についてはエラッタが反映された再版がされたが、《冬の宝珠》についてはその機会がなかった。もし現在のマジックのルールしか知らないプレイヤーがどこかでこのカードを拾ったとしたら、そのプレイヤーにはこのカードが機能するためにはアンタップ状態であることが必要だとは想像もつかないだろう。かつては当たり前だった「エンド前に《冬の宝珠》をタップして自分だけ土地をアンタップする」なんてプレイングを見ても、ただただ戸惑うばかりだろう。まあ、そんな状態は容認できないってことだ。
新オラクル
プレイヤーは自分のアンタップ・ステップの間に1枚より多く土地をアンタップすることができない。
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というわけで、まさかの機能変更である。今手持ちの中で一番気に入ってるデッキに《冬の宝珠》が入っているのでこの変更は他人事ではない。というか今日日冬の宝珠なんて使ってる奴はそうはおるまい。半ばこのために入っていた《火+氷》もおかげでなんだか微妙な感じになってしまった。
変更自体は受け容れる他ないが、正直理由には釈然としないところがあり、特に他の2枚の経緯と比較すると何故こうされるのか首をひねるところはある。再版禁止カードであるとかならともかく、冬の宝珠は単に再版されてないだけなのだ。思い直して元に戻してくれるといいのだが。
※効果が完全に相称的なカードだから厳密に言や弱体化じゃないんだけど、まあ相手にタップされることあんまないよね。
※新オラクルの発効は5月5日(タイムゾーンは知らん)
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(以下、re-giant 氏にいただいたコメントに対する返事の内容をうろ憶えかついくらか修正しながら追記。いただいたコメントは 「これだとプレミアムセットでもなんでも一度でも再版されていれば修正はなかったように読めるが、再版されていてもされていなくても『今のルールしか知らないプレイヤーが手に取った時の反応』は変わらないのでは?」というような内容だったと記憶しています)
→ですよね。そしてそれは他の2枚についても同じことだと思う。
→近年のオラクルの方針は「カードが印刷された当初に意図された挙動に近づくようにテキストを修正する」となっていると思う。この挙動の中に「当時のルール」までをも含めるかどうかは考え方の問題で、それはどちらに決めてもいいと思うのだけど、しかし決定には一貫性があるべきではないか。つまり、ルールも含めるとするのなら今の通り「アンタップ状態である限り」という一節を残すべきだし、ルールは含めないのだと定めるのなら他の2枚についても「アンタップ状態である限り」は外すべきだ。再版されているかされていないかでそこが違ってくるのはおかしい。
(あきらかに一昨日はこんなこと書いてませんでしたが、まあ言いたいことはこういうことでした。)
あと何も考えずにサブタイトルつけちゃったけど、以下の文章は《弱体化》とは何の関係もない。
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Daily MTG -- May 2011 Update Bulletin -- Functional Oracle Change
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/141a&page=2
より、冬の宝珠部分だけ抄訳
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《冬の宝珠/Winter Orb》
最初の最初のマジックのルールでは、アーティファクトが持っている常在型能力はそのアーティファクトがタップされると「オフ」になり、つまり一時的に能力を失った。
このルールが変更されたとき、3枚のカード(すなわち《冬の宝珠》《静態の宝珠》《吠えたける鉱山》)に対して、この「オフになる」機能を残すためのエラッタが出された。その後《静態の宝珠》と《吠えたける鉱山》についてはエラッタが反映された再版がされたが、《冬の宝珠》についてはその機会がなかった。もし現在のマジックのルールしか知らないプレイヤーがどこかでこのカードを拾ったとしたら、そのプレイヤーにはこのカードが機能するためにはアンタップ状態であることが必要だとは想像もつかないだろう。かつては当たり前だった「エンド前に《冬の宝珠》をタップして自分だけ土地をアンタップする」なんてプレイングを見ても、ただただ戸惑うばかりだろう。まあ、そんな状態は容認できないってことだ。
新オラクル
プレイヤーは自分のアンタップ・ステップの間に1枚より多く土地をアンタップすることができない。
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というわけで、まさかの機能変更である。今手持ちの中で一番気に入ってるデッキに《冬の宝珠》が入っているのでこの変更は他人事ではない。というか今日日冬の宝珠なんて使ってる奴はそうはおるまい。半ばこのために入っていた《火+氷》もおかげでなんだか微妙な感じになってしまった。
変更自体は受け容れる他ないが、正直理由には釈然としないところがあり、特に他の2枚の経緯と比較すると何故こうされるのか首をひねるところはある。再版禁止カードであるとかならともかく、冬の宝珠は単に再版されてないだけなのだ。思い直して元に戻してくれるといいのだが。
※効果が完全に相称的なカードだから厳密に言や弱体化じゃないんだけど、まあ相手にタップされることあんまないよね。
※新オラクルの発効は5月5日(タイムゾーンは知らん)
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(以下、re-giant 氏にいただいたコメントに対する返事の内容をうろ憶えかついくらか修正しながら追記。いただいたコメントは 「これだとプレミアムセットでもなんでも一度でも再版されていれば修正はなかったように読めるが、再版されていてもされていなくても『今のルールしか知らないプレイヤーが手に取った時の反応』は変わらないのでは?」というような内容だったと記憶しています)
→ですよね。そしてそれは他の2枚についても同じことだと思う。
→近年のオラクルの方針は「カードが印刷された当初に意図された挙動に近づくようにテキストを修正する」となっていると思う。この挙動の中に「当時のルール」までをも含めるかどうかは考え方の問題で、それはどちらに決めてもいいと思うのだけど、しかし決定には一貫性があるべきではないか。つまり、ルールも含めるとするのなら今の通り「アンタップ状態である限り」という一節を残すべきだし、ルールは含めないのだと定めるのなら他の2枚についても「アンタップ状態である限り」は外すべきだ。再版されているかされていないかでそこが違ってくるのはおかしい。
(あきらかに一昨日はこんなこと書いてませんでしたが、まあ言いたいことはこういうことでした。)
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