http://www.channelfireball.com/home/pvs-playhouse-a-brazilian-in-paris-part-2/
PV’s Playhouse - A Brazilian in Paris, Part 2
→PVのPTパリのレポート後編。ペンティーノさんの翻訳では省かれていた部分。
2ターン目、僕は石鍛冶を出して、3ターン目にアタックして1点与えた。僕が《激戦の戦域》の能力について指摘すると、相手はタップせずにそのまま渡してきたので、僕はジェイスをプレイして相手の《信号の邪魔者》をバウンスした。向こうはパーマネントが0枚になった。
この時点で、正直なところ、間違いなく相手は切れて投了するだろうと思っていた。だって、ダブルマリガンから土地1枚で止まって、しかも色マナは出ない、しまいにはそれをパクられて、僕はジェイスを場に出してるのに相手はパーマネントをひとつもコントロールしてないんだ。それでもゲームを続けるなんて闘志あふれすぎだろう。で、相手はドローして、山をプレイして、《ゴブリンの先達》でジェイスを殺した。うおおう。
このゲームはいい教訓になった(みなさんにも役に立つといいのだけど)。絶対に、気を緩めちゃいけない。対戦相手にパーマネントがひとつも無いときであっても。ジェイスを出して、もう何をしても僕の勝ちは動かないと思ってしまった。相手に自分のミスのもたらした結果を思い知らせたいだけの理由でバウンス能力を使ってしまった。相手のパーマネントを無くすという完璧なボードの支配をしてみたかった。まったくひどいプレイングだった。

→油断してはいけない、という話。裏返せば、諦めてはいけないという話でもある。このゲームでは、対戦相手もうっかりしたのか、《戦域》を渡す時にタップするのを忘れている。もしかすると、誘発を忘れていた負い目があって、気付いていたけど「まあいいや渡しちゃえ」となったのかも知れない。自分はしばしばその類のことをしてしまうのだけど、でもたとえ忘れていたのだとしてもルール上は巻き戻るのだから、その時点でタップするのはまったく正当だ。人は間違えるし、それを前提としてルールは作られている。その中で少しでも勝ちに近づくプレイをすることには意味がある。実際にはタップしなかったおかげでジェイスを出されてしまったが、それでもこの対戦相手は諦めなかった。それが《山》を引き込んでジェイスを殺すことにつながった。もちろんそれでも負けてしまったのだけど、これが無意味な抵抗だとは自分は思わないし、なにより読んでいてぐっと来た。


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b タグ入れたらきっちり strong に置き換えられた。むしろ面白いな。

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